第7回NPO幸齢社会づくり協会主催「サクセスフル・エイジング」講演会開催

第7回「サクセスフル・エイジング」講演会〈茨城県水戸〉が開催。
後援 :茨城県 / 社会福祉法人茨城県社会福祉協議会 / 読売新聞水戸支局

第7回NPO幸齢社会づくり協会主催「サクセスフル・エイジング」講演会〈茨城県水戸〉が、2017年4月16日(日)茨城県総合福祉会館コミュニティホールで、172名の来場者で開催されました。
第1部では茨城県立健康プラザ管理者で医学博士の大田仁史氏による講演「高齢社会の自助互助シルバーリハビリ体操と介護予防」が行われました。
太田仁史先生のお話は大変に分かり易く有意義な内容で、大事なのは、「寝たきりにならない」ことと「最後まで尊厳を守る」こと。そうは言っても、「病院は病気は診てくれるけれども、生活は看てくれない」。だから、「リハビリ体操を取り入れて、自ら(自助)あるいは皆で(共助)介護予防にとりくむ」ことなど、お話になられました。
私たち高齢者にとって、最も大事で適切な指針をお示しいただいただけでなく、「尊厳を守る」と言っていただいて、この上なく勇気づけられました。考えてみますに、私たちが非営利活動法人幸齢社会づくり協会として、他でもない非営利活動法人として活動しておりますのも、当協会会員の皆さんが、高齢者だけどささやかでもプライドをもって活動したい/生きていきたいという切実に思っておられるからで、太田仁史先生のお話に通じるものがあります。

第2部はソプラノ歌手の望月清美さん・ピアニスト山本恵子さんの「ミニコンサート?歌声を春風に載せて?」が行われ、シニアに懐かしい、「浜辺の歌」「この道」「さくら貝の歌」オペラの代表的な曲「私のお父さん」などオペラ歌手が唄い上げる生の声とピアノの生演奏に、会場から思わず素晴らしいと多くの拍手に包まれました。

大田仁史氏
茨城県立健康プラザ管理者 / 医学博士

望月清美 ソプラノ歌手。

後援 :茨城県 / 社会福祉法人茨城県社会福祉協議会 / 読売新聞水戸支局
協賛 :株式会社白寿生科学研究所/トオカツフーズ株式会社

 

大田仁史氏 (おおた ひとし)

香川県高松市出身。昭和37年(1962年)東京医科歯科大学医学部卒業、
伊豆逓信病院副院長を経て、平成7年茨城県立医療大学教授、翌年、同大学
付属病院院長。
平成17年より茨城県立健康プラザ管理者,茨城県立医療大学名誉教授。
平成27年同大学付属病院名誉院長。
医学博士、茨城県地域リハビリテーション普及促進協議会会長、健康いばら
き推進協議会会長、ほか

望月清美 (もちづき きよみ)
望月清美
ソプラノ歌手。
玉川大学芸術学科声楽科卒業。長年に渡り中澤桂氏のもとで学ぶ。
日本オペラ協会主催「天守物語」の撫子役に出演。
立川清登音楽事務所の専属歌手として音楽劇「河童譚」のお花坊で活躍。
近年は日比谷公会堂でのコンサートに連続出演し好評を博す。