第14回NPO幸齢社会づくり協会「サクセスフル・エイジング」講演会〈厚木市〉が開催された。

会場写真

第14回「サクセスフル・エイジング」講演会〈厚木市〉が開催。
後援 :厚木市/ 社会福祉法人 厚木市社会福祉協議会/厚木市民生児童委員協議会

 NPO法人幸齢社会づくり協会主催講演会が令和5年5月21日、神奈川県厚木市「文化会館」にて「幸せな逝き方」と題し、行われました。 厚木市での講演会は7年ぶりで、2回目です。当日は市内の小学校の運動会とも重なり、参加を予定していた方の欠席も目立ち、150名位予定していた参加者は120名程になりましたが、第2部での白龍伝説(舞い)も盛況で参加者皆さんは満足されたイベントになりました。

 第1部の講演会では、高橋修先生(医療法人平和会 緩和支援センター長)をお招きし、「幸せな逝き方とは」どういう事か、ご自身の経験談を分かり易くお話して頂きました。 先生は支援センター長として、今まで5000人以上の患者さんとのお別れを見届けてこられた方で、人生最期の場での、ご家族がかける言葉・行動がいかに大切かを理解しやすいよう、OHPの絵にまとめ解説してくれました。 具体例として、そばで手を握りながら「お父さん、お父さん大丈夫だから、私頑張るから心配しないでね・・・」などの声掛けは、安らぎを与え、まさに「幸せな逝き方」になる最後の言葉になるとして、力説されました。 また、我々の大切な人達との日々のかかわりを大切にすることも、より良い人生を歩むことであり、幸せな生き方に繋がるものと説いていました。 最後は、先生得意のギター演奏で、今までの講演内容を忘れさせるかのように、明るい歌を披露され、講演を締めくくられました。

 第2部のアトラクションでは、厚木地方に伝わる、「飯山白龍伝説」を和太鼓の演奏と和紙で造った約20m程の龍の舞で、「雨乞い」の演技が、地元の白龍太鼓保存会と白龍の舞保存会により披露されました。厚木の北部に位置する小高い山、白山の山頂には小さな池があり、その水は枯れたことなく、池には「白い蛇」が棲んでいると言われていた。そして、この池はいつの間にか「白龍の水飲み場」と言われるようになりました。夏の暑い時期、この池の水が枯れたため白龍の怒りを買い、相模平野ににわかに雨をもたらした。・・・と言う、こんな伝説が「雨乞いの神事」として伝承されているものです。

髙橋 修 氏

髙橋 修(たかはし おさむ)
1978年3月千葉大学医学部卒業、千葉大学医学部附属病院第1外科勤務。 1988年住友重機械健康保険組合浦賀病院外科医長。1991年医療法人平和会平和病院外科医長。2000年理事長・院長。2016年横浜市立大学臨床教授。2017年医療法人平和会平和病院、理事長・名誉院長。2018年名誉院長・緩和支援センター長現在に至る
「がん難民ゼロ」を目指すことを目標に、病棟、外来、訪問診療、地域における在宅スタッフのスキルアップ、緩和ケア啓蒙・連携構築に向けて活動中

いいやま 白龍伝説 (相模国白龍太鼓保存会)
いいやま 白龍伝説

飯山の七不思議「白龍伝説」。飯山白山の頂上の池は、常に枯れず、満水になっていた。池には白蛇(白龍)が棲み「白龍の水飲み場」と語られている。 水不足の時期、池の水を空っぽにすると、白龍の怒りを買い俄かに雨が降り始めるという……雨乞いの神事として伝承されている。

いいやま 白龍伝説

いいやま 白龍伝説